関西在住アラサー夫婦の山登り記録帳

プリトヴィツェ湖群国立公園トレッキング 現地情報編 ~クロアチアの美しい自然~

今年の夏、ハネムーンで行ったクロアチアで綺麗な景色の中を

トレッキングすることができました。

数年前に写真で見てすごく綺麗な場所だなと思っていましたがまさか行けるとは。。

 

日帰りで行く方も多いようですが、じっくり見て回るために前泊して

朝一でスタートしました。

午後には次の町にバスで行くのでタイムスケジュールを決めたかったのですが、

コースタイムがどこにも載っていなかったため、

ざっくりとした計画で出発せざるを得ませんでした。

プリトヴィツェ版の山と高原地図が欲しかった(笑)

いやこれ本当に、、

 

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1、プリトヴィツェ湖群国立公園とは

クロアチアを代表する国立公園で大小16のエメラルドグリーンの湖とそれを繋ぐ滝、そして森林が広がる幻想的な場所です。ほんとロードオブザリングにでてくるエルフの里かと思った(笑)

上湖群と下湖群に分けて呼ばれることがあり、上湖群は小さな湖や滝が点在していて水のあおさが際立って見えます。

下湖群は見どころの大滝や湖が階段状になっているダイナミックな景色を楽しむことができます。ガイドブックに使われる写真は下湖群の景色が多いようです。エントランスにも近く主な見どころを回れる下湖群は、日帰りのツアーで時間が無い方も十分散策を楽しめると思います。

実際、行きましたがどっちもおすすめ!個人的には上湖群と下湖群どちらも散策されることをおすすめします。

 

2、プリトヴィツェ入園料について

入園料(1日券):250クーナ(約4,500円)

開園時間:7時-19時

開園時間と入園料は時期によって違い、料金は年々上がっているようなので公式HPで要チェックです。

やっぱりベストシーズンは夏、せっかく行くなら夏です!!

また7時から入園可能ですがその時間に園内のボートは動いていません。私は7時からの入場チケットを購入した後にそのことに気づき、ボートで移動する予定だったところを徒歩で移動しました(笑)、、結局それはそれで楽しかったのでいいんですが。

バス&ボートの時間も公式HPに記載があるのでチケット購入前に要確認です!

プリトヴィツェ公式HP↓

np-plitvicka-jezera.hr

プリトヴィツェ入園券について※

入園券は園内のボートやバスの乗車券も兼ねています。

1時間毎に入場ができる人数が制限されており、当日カウンターに行っても希望の時間に入場できないということもあるらしいので、事前購入がおすすめです。公式ページから購入が可能。

購入時は「入場日・時間・チケットの種類・入場するエントラン1or2の選択」を選択します。支払はカード決済です。

購入後メールでチケットが届くので、当日はそれを印刷して持参するだけです。

☆メールで届いたチケット↓↓

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なぜか私たちが行った7時の時点では、ゲートにスタッフの人が誰もいなかったためそのままスルーで入場ができました。

 

3、アクセス方法

主な観光地であるザグレブやスプリットからツアーに参加するか、バスを自己手配するかでアクセスができます。

私たちは前日にプリトヴィツェで1泊して、翌日早朝からトレッキングをし午後のバスでスプリットに移動するという行程を立てましたが、それに合うツアーが無かったためバスを手配しました。

ザグレブからプリトヴィツェまでバスを利用しましたが移動時間は約3時間、このときの料金は約1,800円(1名)でした。

プリトヴィツェにバス停は「エントランス1」と「エントランス2」の2つがあります。

ザグレブ方面からプリトヴィツェに行く場合は最初にエントランス1に停まって、

その後エントランス2に停まります。

プリトヴィツェ公園まで徒歩圏内の3つのホテルは全てエントランス2が最寄りのバス停です。

日帰りツアーに参加される方はほとんどの場合、エントランス1へのアクセスになると思います。エントランス1からは、下湖群のハイライトを最短で回ることができます。

 

クロアチアの都市間を結ぶ長距離バスは事前にネットで購入ができます。メールで乗車券が届くので、当日は車内で提示するだけ。ネットって素晴らしい!

 バスのチケット購入時に利用したサイト↓↓

 

getbybus.com

ザグレブプリトヴィツェプリトヴィツェ→スプリット、スプリット→ドブロブニクを移動する際のバスもこのサイトから予約しました。

 

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4、ホテルプリトヴィツェ情報

プリトヴィツェ湖群国立公園には徒歩圏内に3つのホテル(ベルビュー(Bellevue)→ホテルプリトヴィツェ(Plitvice)→イェゼロ(Jezero))があります。

いずれのホテルもエントランス2周辺に立地しており、矢印の順にランクが上がります。なお、この3つのホテルに宿泊するとホテルのフロントにて1日券を何度も利用できるように延長してもらえます。

 

クロアチアに詳しい会社の先輩は「プリトヴィツェのホテルはどれも山小屋みたいな感じで夜することもないし、日帰りで十分」とのことでした。

一般的な感覚としてはそうらしいです、、

ただ山&自然好きな私はそれを押し切って「歩くの好きなんです、プリトヴィツェで1泊したいんです」とプリトヴィツェ1泊を計画しました。

じゃあせめて3つの中で1番良いイェゼロ(Jezero)にしといたほうがいいとおすすめされましたが、どれも写真では綺麗に見えたので結局真ん中のクラスのホテルプリトヴィツェ(Plitvice)にしました(笑)

予約する際ですが徒歩圏内に3つしかホテルが無いため、めちゃくちゃ混みます。

そしてとれないと代案が無いので絶望します。。

3月に予約しようとしましたがその時点でイェゼロは満室でした。結局直前で空いてきましたが早めの予約がおすすめです!

実際宿泊すると、山小屋と聞いていましたが綺麗なホテルで快適に過ごせました。

あえてデメリットを挙げるとすると、ネットで検索するときに「HOTEL PLITVICE」で検索してもプリトヴィツェ周辺のいろんなホテルがでてくるから欲しい情報がなかなかでてこない(笑)

ホテルプリトヴィツェ↓↓

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5、レストラン情報

歩いて行ける場所に飲食店は少なくほとんどはホテルのレストランを利用するか、売店で軽食を購入するかになります。

私たちは到着した夜と翌日の昼はホテルのレストランで食事をとりました。

夜食べたマッシュルームリゾットは、数日ぶりのお米ということもあってかこの旅で上位に入る美味しさでした。ちなみに朝食は7時からです。

また、インフォメーションセンターのほうに売店があったのでそこでお酒とお菓子を買って夜は部屋で飲みました。

昼食は最初、ホテルの近くにあるポリャナ(Poljana)というレストランでマスのグリルを食べようと思いましたが、団体の方の予約で満席だったためホテルのレストランに行きました。

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お昼に食べたプリトヴィツェ名物マスのグリルとリカ風スープ。

リカ地方の伝統的なスープらしいです。

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このお酒も美味しかった。妻は気に入ったようで3本購入して日本に持って帰りました!

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6、服装について

園内は階段はありますがそんなに高低差は無いので動きやすい服装&スニーカーでOKです。私はチノパンに半袖Tシャツとパーカーでした。

装備は水と折り畳み傘、インフォメーションセンターでもらった地図、カメラ、スマホWi-Fiルーターでした。

カッパはあるといいと思いますが、このために日本から持っていくのは面倒だったので私たちは無しにしました。

9月下旬になると防寒対策は必須です。

歩いているときはちょうどいいくらいで、止まると少し寒いかなくらいですが、ボートに乗ったとき湖上の風が冷たくダウンを持ってこなかったことを深く後悔しました。。

半袖ヤローもいましたが写真を見て「あ、Tシャツでいけるんだ」と真似しちゃ絶対だめです(笑)

 

実際のトレッキングの様子はこちら

korofuguyama.hatenablog.com